付 録 - 2

□GNU ソフトウェアのメーリング・リストの紹介□

---GNU's Mailing List---

はじめに

 一般の商用ソフトウェアでは、問題や疑問が発生した場合にどうするのだろうか ? 電話やファクシミリによるサービスがあればそこに問い合わせるだろう。雑誌の記事を見て、同様の問題に当たっている人がいるかどうかを調べる方法もあるだろう。

 また、そのパッケージがバージョンアップされているかどうかを知りたい場合はどうしたらいいのだろうか ? 購入者登録カードで自分の名前を登録して、バージョンアップのアナウンスを待つ、という方法ならば、ユーザにとっては受け身的ながらも後々の手間はかからないだろう。

 大きなソフトウェアのユーザがたくさんいれば、ユーザ・グループがあるかもしれない。そこに入会し、バグ情報、更新情報、ノウハウ情報を収集するのも手である。

 ユーザがたくさんいて、さらに一般的な情報が集まれば、使いこなしのために入門書やハンドブック、応用ガイドが市販されているかもしれないから、それを購入してもよい。

 何らかの電子掲示板をアクセスすることができれば、適切なグループへ問い合わせの投稿をしてみることも可能である。

 さて、フリー・ソフトウェアである GNU ソフトウェアではどうなるだろうか ? GNU ソフトウェアはさまざまなパッケージに分かれており、それぞれに「質問や問い合わせ」のメーリング・リストが用意され、互助精神を基にして運営されている。さらに、「最新の GNU ソフトウェア」をアナウンスするメーリング・リストも別途、それぞれのパッケージごとに用意されている。これらのメーリング・リストは開発、保守を行なっている人はもとより、世界規模のユーザが読んでおり、ほとんどの人がボランティアとはいうものの、一般のあるいは商用の電話サービス以上の返答時間と質を提供しているのではないか、と日頃考えている。そこでの公用語はもちろん英語だが、読むだけでも大変役に立つ情報が流れている。

 ほとんどのメーリング・リストは uunet のニュース・グループへも転送されるので、ニュースが配送されていれば、メーリング・リストへの参加の手間も軽減できる仕組みになっている。

 GNU ソフトウェア用のメーリング・リストの使い方がいつも最新の状態に保守され、しかも GNU ソフトウェアをサービスする ftp サイトにも置かれている。

 以降に示すメーリング・リストの開設はほとんど米国が中心となって運営されているが、日本にも同様のものがある。それらのメーリング・リストやニュース・グループは日本が運営の中心となっている。例えば、GNU メーリング・リストに共通するものとしては、JUNET の Emacs 用のニュース・グループ fj.editor.emacs がある。また、日本国内で独自に作られているものとして、日本語 Emacs(NEmacs) や多国語 Emacs、マルチスクリーン NEmacs、NEmacs 用仮名漢字変換パッケージ、GNU ソフトウェアを使っているコピー・フリー(ソフトウェアはコピー・フリー、ハードウェアは回路図がコピー・フリー) なワークステーション用のメーリング・リストがある。日本のメーリング・リストでは、品質が向上するほど登録者からの投稿数はないのに比べ、米国を中心とした GNU メーリング・リストは、非常に活発である。しかし、その話題の方向によっては質が低下しかねないので、ガイドラインを提示しているわけである。

 以上の理由から、GNU メーリング・リストによる恩恵は大変有用だと判断し、ここにそのルールを日本語にて添付する (ただし、メーリング・リストの構造が今後変化する可能性はある)。前にも述べたように、GNU メーリング・リストの基本は互助精神であり、ボランティアで運営されていることをまず念頭に置き、有効利用されることを希望する。また、GNU ソフトウェアのユーザが 1 人でも増え、GNU の精神とゴールを理解し、お互いに助け合い、新しいソフトウェアの寄与、品質向上のためのバグ報告などの貢献がより一層増えることを期待したい。

◎GNU プロジェクトの電子メーリング・リスト

最終更新 1992 年 7 月 10 日

(改良すべき点に関しては gnu@prep.ai.mit.edu へ報告すること)

◆GNU メーリング・リストは、USENET ニュース・グループへも配布されている

 メーリング・リストは、ohio-state.edu 経由の gnu.all ニュース・グループへも開設されている。メーリング・リストの 1 つ 1 つを以下に説明する。自分のサイトが USENET に接続されているかどうかがわからない場合は、システム管理者に問い合わせること。サイトは USENET に接続されているが、gnu.all ニュース・ グループを取り込めない場合は、自分のサイトの USENET 管理者に取り込むように依頼してみること。管理者が好むものと自分の欲しいものとに共通点があってそれを管理者に頼めば、うまくいくだろう。ニュース・グループは、メーリング・リストのトラフィックと比較した場合に、コンピュータ・ネットワークや自分のホーム・マシンの限られた帯域をより有効に使う。メーリング・リストを使わないでニュース・グループで情報を入手すれば、メーリング・リストを保守している人々や、rms と共に仕事をしている GNU の人々が使うマシンをその分活用することができる (つまり、プログラム作成の時間が増えることになる)。よろしく !

◆メーリング・リストを直接入手する方法

 自分のサイトまたはローカル・ネットワークで、リストを読みたいユーザが複数いるが、USENET サイトに接続していない場合は、ローカルに再配布するアドレスを 1 つ設定してもらいたい。これにより、我々のスタッフやマシン、あなたのゲートウェイ・マシン、我々からあなたにメールを配送するのに用いるネットワークへの負荷を軽減することができる。

◆メーリング・リストへの参加方法とバグ報告の仕方

 メールの問題に関する報告や、メーリング・リストの登録、削除の要求などに関するメッセージは、help-gnu-emacs-request(または info-gnu-request や bug-gdb-request など) へ出す。info-gnu-emacs(または、info-gnu など) へあててはいけない。<LIST_NAME>-request というアドレスは、寄せられた要求や問題に関して何かを対応できる人に対してのみ用い、それ以外の人々には送られないようになっている。

 全ての GNU メーリング・リストはボランティアによって保守されていることを留意してほしい。従って、たまに処理が遅れることがある。再度問い合わせるときは、少なくとも 3〜4 日待ってからにすること。

 GNU メーリング・リストは非常に大きく、多くの読者がいる。だから、それほど重要ではない用件をこのリストにあてないでほしい。全てのメーリング・リストへそのまま転送される (ただし、info-gnu、info-gnu-emacs、info-gcc、info-g++、info-gnu-chess、info-gnu-fortran、info-gnu-utils を除く)。

 次に示すアドレスはいずれも Internet 形式である。自分のマシンがほかのマシン・アドレスの構文を理解できるよう、メール管理者へ相談すること。UUCP マシンでは次のようになる。

..!ucbvax!prep.ai.mit.edu!ADDRESS..!uunet!prep.ai.mit.edu!ADDRESS

 リストへ送付したメッセージを、MAILER_DAEMON が次のような行を送り返した場合は、

‐‐‐‐‐Transcript of session follows‐‐‐‐‐

don't resend the message to the list. All this return means is that your original message failed to reach a few addresses on the list. Such messages are NEVER a reason to resend a piece of mail a 2nd time. This just bothers all(less the few delivery failures(which will probably just fail again!))of the readers of the list with a message they have already seen. It also wastes computer and network resources.

 メッセージをリストに再送してはいけない。このように送り返された場合は、あなたのメッセージが、リストに記載されたアドレスのうちの 2〜3ヶ所へ到達できなかったことを意味する。だから、もう一度再送して解決する問題ではない。もし再送してしまうと、既に目にしたメッセージがリストの読者の全てに送られ、単なる迷惑になってしまう (数日以内に再送しても、また失敗するだけである)。

 この種のメッセージは、リストにある -request というアドレスに宛てて、問題を調査するように問い合わせ、適切な処理を依頼する。

◆特別な要求は gnu@prep.ai.mit.edu へあてる

 GNU ソフトウェアの入手情報や、ケンブリッジやその他の場所における GNU 活動のための個々の要求は、gnu@prep.ai.mit.edu へ宛てる。

◆全てのリストに関する一般的な情報

 メッセージは 25,000 文字未満にとどめること。メーラーによっては、これより大きいメッセージを却下してしまうものがある。メッセージが長い場合は、大きなファイルに興味のある人にのみ提供する旨のメッセージを送る (つまり、要求のある人に送るか、ftp サイトにある旨を通知する)。gnu.emacs.sources の場合、幾分大きなものが投稿されることがあり (25,000 未満の文字のものが 10 個まで)、認められている (ある程度の数の人々には関心があるだろうと仮定しているためである)。メーリング・リストに送るには大き過ぎる場合は、archive.cis.ohio-state.edu のサイト (GNU Emacs Lisp ftp や uucp アーカイブがあり、アナウンスもそこからなされる) に置かれる。良いバグ報告というものは短いものである。これについては、後述の「bug-* リストとプログラムのバグ報告に関する一般的な情報」や「……の一般的な情報」を参照のこと。

 リストへ送ったメッセージに返答する場合、たいていはそのリストへ返答してはいけない。また、ヘッダーをよく読まないでそのまま返答すると、メールを取り込むプログラムのほとんどは、リストに登録された人の全てを返答すべき相手として返答を送ってしまう。必要がなければ、ヘッダーからメーリング・リストのアドレスを削除することを忘れないように。そうすれば、リストを読んでいる人々を困惑させないし、ネットワークのトラフィックを減らすことができる。

 GNU メーリング・リストやニュース・グループは、GNU プロジェクト自体と同様に、ソフトウェアを共有する自由を推進するためにある。

◆info-* リストに関する一般的な情報

 このリストとニュース・グループで、重要なアナウンスを行なう。GNU プロジェクトでは社会を変革する意味でソフトウェアを開発しているので、このアナウンスは技術的なもの、あるいは政治的なものになる可能性がある。

 たいていの GNU プロジェクトの info-* リスト (および関連ニュース・グループの gnu.*.announce) は、その内容が重要で関連のある話題にするために整理されることがある。バグ報告があれば、bug-* リストへ送ること。何らかの支援を求める場合は、help-* というリストがあるので、そちらへ問い合わせること。

 「全てのリストに関する一般的な情報」を参照。

◆help-* リストに関する一般的な情報

 これらのリスト (とニュース・グループ) は、リストで扱っている GNU ソフトウェアについて質問する人々のためにある。このリストは、ほかのユーザを支援する目的で時間を割くことのできる人々が読む。

 help-* リストに投稿された質問に答えるときは、解決方法として、独占的なプログラムの促進を目的とした回答をしてはならないことに注意すること。間違いのない唯一の対策は、このリストの読者の誰もが共有できる回答にすることである。

 「全てのリストに関する一般的な情報」を参照。

◆bug-* リストとプログラムのバグ報告に関する一般的な情報

 プログラムにバグらしきものを発見した場合は、たぶんそれはバグかもしれないし、誤解かもしれない。あるいは、将来バグになるものかもしれない。バグを報告する前に、「GNU Emacs Reference Manual」の終わりのほうの節「Reporting Emacs Bugs」(または Emacs に組み込みの Info システムを使って Emacs/Bugs というノード) に記述されているバグ報告の提出方法とその時期について読んでほしい。GNU Emacs 以外の GNU プログラムのバグ報告の方法については、付属のドキュメントを参照のこと。GNU プログラムのバージョン番号、そのプログラムを動作させたオペレーティング・システムとマシンのバージョン番号は、常にバグ報告に記述する (プログラムにバージョン番号がない場合には、ChangeLog ファイルの最新エントリ日を記述すればよい)。GNU Emacs のバグのために、M‐x emacs‐version と入力すればそのバージョン番号が提供される。デバッガでコア・ダンプをバックトレースしたログも役に立つ。事実と仮定を分けて考えるように注意すること ! GNU Emacs Lisp のバグには、変数 debug‐on‐error に t を設定してから、エラー・メッセージを表示するコマンドを再入力しなさい。Emacs は、それが誤りならば、デバッグ・バッファをポップアップするだろう。出そうとするバグ報告には必ずそのバッファのコピーを挿入する。問題点はなるべく、2〜3 行のコードおよび / または記述で終了するように記述する。GNU の保守担当者は、端的でしかも要領の良いバグ報告から目を通すからである。

 バグが修正されていそうなパッチであっても、問題を例証するためのテスト・ケースを付けないパッチは送らないでほしい。パッチが正しくなかったり、最適な修正ではなかったことが時々あり、テスト・ケースがなくては別の修正を考えてもそれをデバッグする方法がないからである。

 バグ報告の目的は、ユーザのコミュニティ全体のために未修正のバグを修正することにある。バグ報告者は返答を受け取ったり、あるいは返答がない場合もあるが、保守担当者は修正を探してそれを埋めるための助けと判断すれば返答するだろう。ほとんどの GNU 保守担当者はボランティアで、仕事を抱え過ぎている。個々に対応している時間はないが、それでも各種のバグを修正し、全ての人が望むような改良を行なっている。特定の目的で自分のために支援してほしいのなら、誰かを雇うことを考えるべきである。GNU プロジェクトでは、そのような人々のために、サービスを提供するリストを保守している。GNU Emacs に入っている etc/SERVICE ファイルを参照のこと。これは gnu@prep.ai.mit.edu マシンからも入手することができる。

 bug-* リスト経由で、GNU プログラムの改良者や保守担当者へあてられたものは、関連する info-* や help-* リストに送ってはいけない。

 バグ報告をニュース・グループ gnu.* へ投稿してはいけない ! bug-*@prep へあてること ! ちょっと目には同じように見えるかもしれない。1ヶ所に送られたものはほかの所へも広まるが、ニュース・グループへ投稿すると、メッセージがメーリング・リストへ流れる時点で、どのような経路でその人に到達するかという情報が失われてしまう。我々の理解できないバグ報告があれば、問い合わせする経路を知ることが非常に重要になる場合がある。バグ報告も bug-* メーリング・リストの該当のアドレスに送られれば、いち早く GNU 保守担当者へ届く。

 GNU バグ報告を comp.* やその他の gnu.* ニュース・グループへ投稿しないでほしい。そのグループから、GNU 保守担当者へは決して送られない。代わりに bug-*@prep へメールすること !

 「全てのリストに関する一般的な情報」を参照。


info-gnu へ参加するためには info-gnu-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.announce である。

アナウンスは info-gnu@prep.ai.mit.edu へあてる。


 このリストは、GNU プロジェクトに関する作業報告のためにある。また、GNU プロジェクトから人々へ各種支援を求めるのにも用いられる。一般の論議には用いない。

 このリストへのメッセージは、info-gnu-request への内容を含むメッセージを削除するフィルタを通してある。ここで言うメッセージは、このリストを煩わせないで、という議長からの返答があるもの、あるいはほかのリストへ送付すべきもの、という内容である。

 「info-* リストに関する一般的な情報」を参照。


gnu-misc-discuss への参加は gnu-misc-discuss-request@cis.ohio-state.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.misc.discuss である。

ソース・コードなどの提供は gnu-misc-discuss@cis.ohio-state.edu へあてる。


 このリストは、フリーになったソフトウェア、GNU プロジェクト、GNU 宣言、およびこれらに密接な関連事項について重要な問題を話し合うためにある。

 感情に走ってはならないし、怒りをここであらわにしてはいけない。売り言葉に買い言葉はもってのほかである。むし返すべきでもない。

 良質の読み物や書き物を求める。投稿する前に、時間を取って冷静になり、考えること。

 GNU とは何か、FSF はどういう立場か、GNU General Public License(「GNU 一般公有使用許諾」) とは何か、など gnu-misc-discuss に出た意見を信じてはいけない。ただし、GNU に通じた人が作成したもので、その人を知っており、メッセージが偽造されたものではない、と確信した場合は別である。

 USENET と gnUSENET の読者は、投稿する前に news.announce.newusers の中の全ての記事を読んでいてほしい。news.announce.newusers は、あなたのサイトになく、投稿が急ぎでなければ (翌月に記事が投稿されるまで) 待つように。Internet の読者であれば、これらの記事を wsmr-simte120.army.mil マシンのディレクトリ PD2:<UNIX-C.USENET> から anonymous ftp で入手することができる。

 時間があって大量の記事でもなければ、Free Software Foundation 関係の人が、このグループをフォローするだろう。

 "GNU's Not Unix"(GNU は Unix ではない) と"gnUSENET is Not USENET"(gnUSENET は USENET ではない) という点を念頭に置くこと。上位の標準を掲げて運用している。

 特定の GNU ソフトウェアの技術的な質問は、gnu-misc-discussi 宛よりも、技術的な人が多く読んでいるメーリング・リストや gnUSENET ニュース・グループの適切な所へあてるほうが有望である。


bug-gnu-emacs への参加は bug-gnu-emacs-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.emacs.bug である。

GNU Emacs のバグは bug-gnu-emacs@prep.ai.mit.edu へ報告する。


 GNU Emacs を積極的に保守する人を対象とし、バグ報告、修正、GNU Emacs の改良提案のためにある。

 「GNU Emacs Lisp Reference Manual」のバグは lisp-manual-bugs@prep.ai.mit.edu へ報告する。

 lisp-manual-bugs は、メーリング・リストでもなければ gnUSENET ニュース・グループでもない。単なるバグ報告のための宛先である。

 bug-gnu-emacs の登録者は自動的に、info-gnu-emacs の全てのメッセージを受け取る。

 「bug-* リストとプログラムのバグ報告に関する一般的な情報」を参照。


gnu-emacs-sources への参加は gnu-emacs-sources-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.emacs.sources である。

GNU Emacs ソース・コードは gnu-emacs-sources@prep.ai.mit.edu へあてる。


 このリストとニュース・グループは、GNU Emacs を改良する Lisp や C のソースおよびパッチの作成者による投稿のためにある。

 従って、ソース・コードについての論議や要求をここで行なわないこと。そのような目的には help-gnu-emacs または gnu.emacs.help を利用しなさい。このリストやニュース・グループへ投稿されたソースは自動的にアーカイブされる。

 GNU メーリング・リスト (help-gnu-emacs など) や gnUSENET ニュース・グループ (gnu.emacs.help) に、そのようなソースを投稿してはいけない。gnUSENET ニュース・グループではない所 (comp.emacs や vmsnet.sources など) へクロス・ポストするかどうかは投稿者が決定することである。

 gnu.emacs.source へソース・コードを投稿したことを、その他の GNU メーリング・リスト (help-gnu-emacs) や gnUSENET ニュース・グループ (gnu.emacs.help など) にアナウンスしてはいけない。ソースコードの情勢に通じたい人はこのリストやニュース・グループを読むだろう。gnUSENET ニュース・グループでない所 (comp.emacs や comp.sources.d) に、gnu.emacs.source の記事をアナウンスするかどうかは投稿者が決定することである。

 事前に投稿されたソースやパッチ、あるいは簡単な修正を help-gnu-emacs で求められた場合は、その人にメールであげること。再度投稿してはいけない。あなたも要求されたものが欲しければ、要求者に対して自分の所へも転送してくれるようにメールで頼みなさい。この種のトラフィックは、電子メールが得意とする処理であり、数千ものサイトへ届くブロードキャスト媒体を使わないほうがよい。

 ソース・コードが非常に大きい (10K バイトを越える) 場合は、それを提供できる旨をメールする。これにより、ソース・コードを希望した人が、多くの冗長なコピーを受け取ることを未然に防止することができ、ネットワークの帯域も狭めることがない。


help-gnu-emacs への参加は help-gnu-emacs-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.emacs.help(一方通行のものは comp.emacs) である。

ソース・コードなどの提供は、help-gnu-emacs@prep.ai.mit.edu へあてる。


 このリストは GNU Emacs をインストールする人やそれを使っている人を支援するためにある。バグの報告はここに投稿するのではなく、bug-gnu-emacs へメールする。

 help-gnu-emacs は非常に大きなリストなので、多くの人々にとって非常に大切な項目のみ送るように。

 以前投稿されたソース・コードやパッチ、簡単な修正が help-gnu-emacs で要求された場合、要求した人にのみメールする。絶対それを投稿してはいけない。要求されたものを欲しい場合は、以前要求した人にのみそれを転送してくれるような内容のメールを出しなさい。この種のトラフィックは、数千のサイトに届く中規模のブロードキャストではなく、電子メールならば最もうまく処理できる。

 このリストも USENET のニュース・グループ comp.emacs(旧 net.emacs) へ一方通行で転送される。この転送は、comp.emacs を取り込むが、gnu.emacs.help を取り込んでいないサイトのユーザのために行なっている。USENET に接続されていないサイトは、unix-emacs-request@bbn.com にその旨を要求して、comp.emacs からの全ての記事を取り込んでもよいだろう。

 Emacs が落ちてしまったら、あるいは、Emacs をサポートしているシステム (etc/MACHINES というファイル参照) で標準の手続きに従って Emacs を作成したが、全く立ち上がらない場合、あるいは編集コマンドがドキュメントに書かれている通りの動作をしなかった場合、それはバグである。バグ報告を help-gnu-emacs(gnu.emacs.help) へ送ったり、comp.emacs へ投稿したりしないように。代わりに bug-gnu-emacs@prep.ai.mit.edu へメールする。

 「help-* リストに関する一般的な情報」を参照。


info-gnu-emacs への参加は info-gnu-emacs-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.emacs.announce (一方通行のものは comp.emacs) である。

アナウンスは info-gnu-emacs@prep.ai.mit.edu へあてる。


 このリストは、GNU Emacs に関するアナウンスや作業報告のためにある。一般の論議には用いない。その場合には help-gnu-emacs を利用する。

 このリストへのメッセージは、info-gnu-emacs-request への内容を含むメッセージを削除するフィルタを通してある。ここで言うメッセージは、このリストを煩わせないで、という議長からの返答や、あるいはほかのリストへ送付すべきもの、という内容である。

 info-gnu-emacs も、USENET のニュース・グループ comp.emacs(昔の net.emacs) への一方通行であるが、転送されている。この転送は、comp.emacs を取り込んでいるが gnu.emacs.announce は取り込まないサイトのユーザのために行なっている。USENET に接続されていないサイトのユーザは、unix-emacs-request@bbn.com へ要求すれば、comp.emacs の全ての記事を受け取ることができる。

 GNU Emacs のバグは、info-gnu-emacs や comp.emacs へ報告してはいけない。代わりに、bug-gnu-emacs@prep.ai.mit.edu へメールする。

 「info-* リストに関する一般的な情報」を参照。


vms-gnu-emacs への参加は vms-gnu-emacs-request@harvard.harvard.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.emacs.vms である。

ソース・コードなどの提供は vms-gnu-emacs@harvard.harvard.edu へあてる。

UUCP: ..!uunet!harvard!vms-gnu-emacs-request


 このリストは、GNU Emacs を VMS オペレーティング・システムに初めて移植したワーキング・グループであった。VMS の移植やそれの配布に関する問題や解決策のための論議がまだある。


bug-bash への参加は bug-bash-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.bash.bug である。

bash のバグは bug-bash@prep.ai.mit.edu へ報告する。


 bash(Bourne Again SHell) を積極的に保守する人を対象とし、バグ報告、修正、bash の改良提案のためにある。

 オペレーティング・システム、ハードウェア、bash のバージョン番号を常に報告する (bash の実行時に、オプション ‐version を指定するか、あるいは変数 $BASH_VERSION を確認しなさい)。

 bash 用の GNU メーリング・リストや gnUSENET ニュース・グループはほかにはない。

 「bug-* リストとプログラムのバグに関する一般的な情報」を参照。


bug-gd への参加は bug-gdb-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.gdb.bu である。

GDB のバグは bug-gdb@prep.ai.mit.edu へ報告する。


 GDB(Gnu's DeBugger) を積極的に保守する人を対象とし、バグ報告、修正、GDB の改良提案のためにある。

 GDB 用の GNU メーリング・リストや gnUSENET ニュース・グループはほかにはない。

 「bug-* リストとプログラムのバグに関する一般的な情報」を参照。


bug-gcc への参加は bug-gcc-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.gcc.bug である。

GCC のバグは bug-gcc@prep.ai.mit.edu へ報告する。


 このリストで、GNU C コンパイラのバグ報告とその修正、改良提案を、積極的な開発者へ配布している。

 バグを修正するパッチを送る場合は、必ずそのバグが再現するテスト・ケースを付けること。パッチが正しくなかったり、その修正が必ずしも最良の方法ではないことが時々ある。テスト・ケースがなくては、別の修正案をデバッグする方法がないためである。

 最も便利なテスト・ケース形式は、cc1 が直接処理している cpp の出力結果の断片である。C++ ではなく、C で記述されていることが好ましい。

 bug-gcc への登録者は自動的に、info-gcc の全てのメッセージを受け取る。

 「bug-* リストとプログラムのバグに関する一般的な情報」を参照。


help-gcc への参加は help-gcc-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループへは gnu.gcc.help である。

ソース・コードなどの提供は help-gcc@prep.ai.mit.edu へあてる。


 このリストは、GNU C コンパイラをインストールする人やそれを使っている人を支援するためにある。

 GCC がクラッシュする場合や、GCC が動作するはずのシステム (config.gcc を参照) で標準の手続きに従って GCC を組み込むと全く動作しなくなる場合、コマンド行でオプションを指定するとドキュメントに記述された通りの動作とは異なる振る舞いをする場合は、バグである。help-gcc(gnu.gcc.help) へはバグを報告してはいけない。代わりに、バグは bug-gcc@prep.ai.mit.edu へメールする。

 「help-* リストに関する一般的な情報」を参照。


info-gcc への参加は info-gcc-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループへは gnu.gcc.announce である。

アナウンスは info-gcc@prep.ai.mit.edu へあてる。


 このリストは、GNU C コンパイラに関するアナウンスや作業報告のためにある。一般の論議には用いないこと。その場合には help-gcc を利用する。

 このリストへのメッセージは、info-gcc-request への内容を含むメッセージを削除するフィルタを通してある。ここで言うメッセージは、このリストを煩わせないで、という議長からの返答、あるいはほかのリストへ送付すべきもの、という内容である。

 「info-* リストに関する一般的な情報」を参照。


bug-glibc への参加は bug-glibc-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループへは gnu.glibc.bug である。

GNU C ライブラリのバグは bug-glibc@prep.ai.mit.edu へ報告する。


 glibc(GNU の C ライブラリ) を積極的に保守する人を対象とし、バグ報告、修正、glibc の改良提案のためにある。

 glibc の新しいリリースのアナウンスは、info-gcc と bug-glibc の両方へあてられる。

 GNU C ライブラリのための GNU メーリング・リストや gnUSENET ニュース・グループはほかにはない。

 「bug-* リストとプログラムのバグに関する一般的な情報」を参照。


bug-g++ への参加は bug-g++-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループへは gnu.g++.bug である。

G++ のバグは bug-g++@prep.ai.mit.edu へ報告する。


 このリストで、GNU C++ コンパイラのバグ報告とその修正、さらに改良提案を、積極的な開発者へ配布している。

 G++ は GNU C コンパイラのバックエンドを使うので、積極的に開発している人は bug-gcc@prep.ai.mit.edu の申し込みを希望するかもしれない。

 bug-g++ への登録者は自動的に、info-g++ の全てのメッセージを受け取るようになっている。

 「bug-* リストとプログラムのバグに関する一般的な情報」を参照。


help-g++ への参加は help-g++-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.g++.help(一方通行のものは comp.lang.c++) である。

ソース・コードなどの提供は help-g++@prep.ai.mit.edu へあてる。


 このリストは GNU C++ コンパイラをインストールする人やそれを使っている人を支援するためにある。バグの報告はここに投稿するのではなく、bug-g++@prep.ai.mit.edu へメールする。

 help-g++ も USENET のニュース・グループ comp.lang.c++ へ一方通行で転送される。この転送は comp.lang.c++ を取り込んでいるが、gnu.g++.help を取り込んでいないサイトのユーザのために行なっている。

 G++ が落ちてしまったり、あるいは、G++ をサポートするシステム (config.g++ を参照) で標準の手続きに従って G++ を作成したが、全く動作しなかったり、あるコマンド・オプションがドキュメントに書かれている通りの動作をしなかった場合、それはバグである。バグ報告を、help-g++(gnu.g++.help) へ送ったり、comp.lang.c++ に投稿したりしないように。その代わり、bug-g++@prep.ai.mit.edu へあてる。

 「help-* リストに関する一般的な情報」を参照。


info-g++ への参加は info-g++-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.g++.announce (一方通行のものは comp.lang.c++) である。

アナウンスは info-g++@prep.ai.mit.edu へあてる。


 このリストは GNU C++ コンパイラに関するアナウンスや作業報告のためにある。一般の議論には用いない。その場合は、help-g++ を利用する。

 このリストへのメッセージは、info-g++-request への内容を含むメッセージを削除するフィルタを通してある。ここで言うメッセージは、このリストを煩わせないで、という議長からの返答、あるいはほかのリストへ送付すべきもの、という内容である。

 これも、USENET のニュース・グループ comp.lang.c++ へ一方通行で転送されている。この転送は、comp.lang.c++ を取り込んでいるが、gnu.g++.announce を取り込んでいないサイトのユーザのために行なっている。

 G++ のバグは、info-g++ あるいは comp.lang.c++ に報告してはいけない。代わりに、bug-g++@prep.ai.mit.edu へメールする。

 「help-* リストに関する一般的な情報」を参照。


bug-lib-g++ への参加は bug-lib-g++-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.g++.lib.bug である。

lib-g++ のバグは bug-lib-g++@prep.ai.mit.edu へ報告する。


 lib-g++(C++ 用の GNU ライブラリ) を積極的に保守する人を対象とし、バグ報告、修正、lib-g++ の改良提案のためにある。

 lib-g++ の新しいリリースのアナウンスが、info-g++ と bug-lib-g++ で行なわれる。

 G++ ライブラリ向けの GNU メーリング・リストや gnuUSENET ニュース・グループはほかにはない。

 「bug-* リストとプログラムのバグに関する一般的な情報」を参照。


info-gnu-fortran への参加は info-gnu-fortran-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループはまだない。

アナウンスは info-gnu-fortran@prep.ai.mit.edu へあてる。


 このリストは、GNU Fortran コンパイラに関するアナウンスや作業報告のためにある。将来、リリースのアナウンスにも使う予定である。

 このリストへのメッセージは、info-gnu-fortran-request への内容を含むメッセージを削除するフィルタを通してある。ここで言うメッセージは、このリストを煩わせないで、という議長からの返答、あるいはほかのリストへ送付すべきもの、という内容である。

 「info-* リストに関する一般的な情報」を参照。

 これ以外のメーリング・リストや gnUSENET ニュース・グループで、GNU Fortran に関するものは (まだ) ない。


bug-gnu-smalltalk への参加は bug-gnu-smalltalk-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.smalltalk.bug である。

GNU Smalltalk のバグは bug-gnu-smalltalk@prep.ai.mit.edu へ報告する。


 GNU Smalltalk は、Smalltalk 言語を GNU プロジェクトで実現したものである。

 GNU Smalltalk を積極的に保守する人を対象とし、バグ報告、修正、GNU Smalltalk の改良提案のためにある。

 当分、新しい GNU Smalltalk のリリースは、このリストからアナウンスされる。

 これ以外のメーリング・リストや gnUSENET ニュース・グループで、GNU Smalltalk に関するものはない。

 「bug-* リストとプログラムのバグ報告に関する一般的な情報」を参照。


st-next への参加は st-next-request@laplace.eng.sun.com へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループの予定はない。

ソース・コードなどの提供は st-next@laplace.eng.sun.com へあてる。


 NeXT の上の GNU Smalltalk で作業することに興味のある人を対象とする。


bug-groff への参加は bug-groff-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.groff.bug である。

GNU groff のバグは bug-groff@prep.ai.mit.edu へ報告する。


 groff は、GNU プロジェクトで、古典的な Unix ドキュメント清書ツールを C++ で作成したものである。1990 年 6 月現在、troff、pic、tbl、eqn、man などのマクロ、PostScript ドライバ、TeX dvi フォーマットを生成するドライバ、タイプライタに似た装置用のドライバがある。Berkeley 版 me マクロの修正バージョンと X11R4 xditview の拡張バージョンも入っている。

 このリストでは、groff を積極的に保守する人を対象とし、バグ報告、修正、groff の改善提案を配布している。

 当分、groff の新しいリリースも、このリストからアナウンスされる。

 groff に関する GNU メーリング・リストや gnUSENET ニュース・グループはほかにはない。

 「bug-* リストとプログラムのバグ報告に関する一般的な情報」を参照。


bug-ghostscript への参加は bug-ghostscript-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.ghostscript.bug である。

Ghostscript のバグは bug-ghostscript@prep.ai.mit.eud へ報告する。


 Ghostscript は、PostScript と非常によく似た言語とグラフィックス・ライブラリを、GNU プロジェクトで作成したものである。

 Ghostscript を積極的に保守する人を対象とし、バグ報告、修正、Ghostscript の改良提案のためにある。

 当分、Ghostscript の新しいリリースも、このリストからアナウンスされる。

 Ghostscript に関するメーリング・リストや gnUSENET ニュース・グループはほかにはない。

 「bug-* リストとプログラムのバグ報告に関する一般的な情報」を参照。


bug-gnu-chess への参加は bug-gnu-chess-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.chess.bug である。

GNU Chess のバグは bug-gnu-chess@prep.ai.mit.edu へ報告する。


 このリストから GNU Chess の開発グループへ連絡することができる。プログラムのバグ報告があり、特徴的な拡張の希望がそれに入っていれば、このリストにそれを送ること。

 「bug-* リストとプログラムのバグに関する一般的な情報」を参照。


info-gnu-chess への参加は info-gnu-chess-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.chess.announce である。

ソース・コードなどの提供は info-gnu-chess@prep.ai.mit.edu へあてる。


 GNU Chess や関連プログラム、小さいが大切なパッチ、人間あるいはほかの実体とのゲーム、一般的なバグではない情報、拡張を含まないデータのアナウンスのためにこのリストを使用する。

 このリストへのメッセージは、info-gnu-chess-request への内容を含むメッセージを削除するフィルタを通してある。ここで言うメッセージは、このリストを煩わせないで、という議長からの返答、あるいはほかのリストへ送付すべきもの、という内容である。

 「info-* リストに関する一般的な情報」を参照。


bug-gnu-utils への参加は bug-gnu-utils-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.utils.bug である。

GNU Utilities のバグは bug-gnu-utils@prep.ai.mit.edu へ報告する。


 ほかの bug-* メーリング・リストや gnu.*.bug のニュース・グループで網羅していないプログラムに関して、積極的に保守する人を対象とし、バグ報告、修正、改良提案のために、リストの人々へ配布している。

 bug-gnu-utils への登録者は自動的に、info-gnu-utils の全てのメッセージを受け取るようになっている。

 「bug-* リストとプログラムのバグ報告に関する一般的な情報」を参照。


help-gnu-utils への参加は help-gnu-utils-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.utils.help である。

ソース・コードなどの提供は help-gnu-utils@prep.ai.mit.edu へあてる。


 このリストは、ほかの bug-* メーリング・リストや gnu.*.bug のニュース・グループでは網羅していないプログラムをインストールする人やそれを使っている人を支援するためにある。

 バグの報告は help-gnu-utils(gnu.utils.help) へ投稿するのではなく、bug-gnu-utils@prep.ai.mit.edu にメールする。

 「help-* リストに関する一般的な情報」を参照。


info-gnu-utils への参加は info-gnu-utils-request@prep.ai.mit.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.utils.announce である。

アナウンスは info-gnu-utils@prep.ai.mit.edu へあてる。


 このリストは、ほかの bug-* メーリング・リストや gnu.*.bug のニュース・グループで網羅していないプログラムに関するアナウンスや作業報告のためにある。一般の議論には用いない。その場合は、help-gnu-utils を利用する。

 このリストへのメッセージは、info-gnu-utils-request への内容を含むメッセージを削除するフィルタを通してある。ここで言うメッセージは、このリストを煩わせないで、という議長からの返答、あるいはほかのリストへ送付すべきもの、という内容である。

 「help-* リストに関する一般的な情報」を参照。


bug-fortran-mode への参加は bug-fortran-mode-request@erl.mit.edu へ申し込む。

USENET ニュース・グループはない。

Fortran モードのバグは bug-fortran-mode@erl.mit.edu へ報告する。


 GNU Emacs の Fortran モード (Fortran ソース・コードの編集を支援する主モード) のバグ情報、バグの修正、改良案がこのリストに報告されている。

 Fortran モードの全てのユーザから、そのモードのバグが報告される場所である。

 Fortran モードの起動時のバージョン番号だけでなく、常に Emacs のバージョンも報告する。

 info-fortran-mode リストもない。今の時点で bug-fortran-mode を転送している USENET ゲートウェイはない。


参加は info-gnus-request@flab.fujitsu.co.jp へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループはまだない。

ソース・コードなどの提供は info-gnus@flab.fujitsu.co.jp へ宛てる。


 このリストで、GNUS に関する有用な情報を交換したい。例えば、バグ報告、有用なフック、GNUS の拡張である。GNUS は GNU Emacs 用の NNTP ベースのネットワーク (ニュースがスプールにあっても動作する) ニュース・リーダである。このリストでの公用語は英語と日本語である。GNUS は gnews とは全く違う。


参加は info-gnus-english-request@cis.ohio-state.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.emacs.gnus である。

記事は info-gnus-english@cis.ohio-state.edu へ送る。


 リストは、info-gnus と同じ主旨で設立された。公用語は英語のみという点が違う。

 info-gnus-english/gnu.emacs.gnus は info-gnus に転送されるが、その逆は行なっていない。


info-gnews への参加は info-gnews-request@ics.uci.edu へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.emacs.gnews である。

記事は info-gnews@ics.uci.edu へ送る。


 このニュース・グループでは gnews に関する有用な情報を交換する。例えば、バグ報告、有用なフック、gnews の拡張である。gnews は NNTP ベースのネットワーク (ニュースがスプールにあっても動作する) ニュース・リーダである。GNUS とは全く違う。


gnu-emacs-ada への参加は gnu-emacs-ada-request@grebyn.com へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループの開設予定はない。

GNU Emacs の Ada サポートに関するバグは gnu-emacs-ada@grebyn.com へ報告する。


 このリストでは、GNU Emacs の Ada プログラミング言語の編集サポートのバグ報告、バグ修正、改良案を配布している。

 これ以外の GNU メーリング・リストや gnUSENET ニュース・グループで、GNU Emacs の Ada プログラミング言語の編集サポートに関するものはない。

 「bug-* リストとプログラムのバグ報告に関する一般的な情報」を参照。


bug-vm への参加は bug-vm-request@uunet.uu.net へ申し込む。

gnUSENET のニュース・グループは gnu.emacs.vm.bug である。

VM メール・リーダのバグは bug-vm@uunet.uu.net へ報告する。


 このリストでは、GNU Emacs の View Mail モード (βでプレリリース・バージョンである点を強調しておく) に関するバグを討論する。

 使っている VM のバージョン番号だけでなく、起動した Emacs のバージョンも報告する。重要であると考えた場合には、使っているオペレーティング・システムとハードウェアをも報告する。

 bug-vm への登録者は自動的に、info-vm の全てのメッセージを受け取るようになっている。


info-vm への参加は info-vm-request@uunet.uu.net へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.emacs.vm.info である。

記事は info-vm@uunet.uu.net へ送る。


 このリストでは、GNU Emacs の View Mail モード (rmail モード代替え) について討論している。


supercite への参加は supercite-request@warsaw.nlm.nih.gov へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループの開設予定はない。

UUCP では ..!uunet!warsaw.nlm.nih.gov!supercite-request へあてる。


 supercite メーリング・リストは、GNU Emacs 向けの Supercite と呼ばれるメールやニュースの先進的な引用パッケージに関する問題を網羅している。


bug-gnu960 への参加は bug-gnu960-request@ichips.intel.com へ申し込む。

gnUSENET ニュース・グループの開設予定はない。

Intel 960 への移植のバグは bug-gnu960@ichips.intel.com へ報告する。


 このリストは、Intel 社による GNU ソフトウェアの Intel 960 マイクロプロセッサへの移植に関するバグ報告やその修正、改良案を配布している。

 GNU/960-1-503-696-4930 へのファクシミリも可能である。

 これ以外の GNU メーリング・リストや gnUSENET ニュース・グループには、Intel 社による GNU ソフトウェアの Intel 960 マイクロプロセッサへの移植に関するものはない。

 「bug-* リストとプログラムのバグ報告に関する一般的な情報」を参照。


gnu-manual-request@a.cs.uiuc.edu というアドレスはもうなくなった。

gnu.emacs.lisp.manual という Gnusenet のニュース・グループもない。

gnu-manual@a.cs.uiuc.edu というアドレスもない。

..!uunet!uiucdcs!gnu-manual-request という UUCP アドレスもない。


 このリストとニュース・グループはなくなった。作成中の「GNU Emacs Lisp Programmers Manual」の執筆、校正、コメントをまとめるボランティアのための作業グループであった。

 「GNU Emacs Lisp Reference Manual」のバグは lisp-manual-bugs@prep.ai.mit.edu へ報告する。

 lisp-manual-bugs に関するメーリング・リストは既になく、gnUSENET ニュース・グループもない。バグ報告のアドレスのみがある。


gnu.gnusenet.config への参加申し込みのメーリング・リストはない。

gnUSENET のニュース・グループは gnu.gnusenet.config である。

メーリング・リストはない。


 このニュース・グループでは GNU ソフトウェアを扱っているのではなく、構成を対象にしている。gnUSENET の管理と構成に関する情報を提供するためにある。GNU メーリング・リストには、gnu.all という USENET の代替えの階層がある。

 ニュース・グループ gnu.all を取り込んでいる gnUSENET ホスト・マシンの管理者は、ここに質問を出したり、gnu@prep.ai.mit.edu 向けに電子メールを出してよい。


gnu.gnusenet.test への参加申し込みのメーリング・リストはない。

gnUSENET ニュース・グループは gnu.gnusenet.test である。

メーリング・リストはない。


 このニュース・グループは GNU ソフトウェアを扱っていない。特別なテスト用である。テスト・メッセージを gnUSENET へ投稿してみるためにある。GNU メーリング・リストを実現している、gnu.all という USENET の代替えの階層がある。